こんにちは、しゅりです。
先日、焼き肉に行ったのです。
焼肉と言えば、牛タンが大好きです。
ですから、今までモツやホルモンにはあんまり興味がありませんでした。
誰かが頼んだものを、お付き合いで口に入れる感じ。
嫌いではないけど、それぞれの違いにまで関心はなかったのです。
で、先日の焼き肉屋さん。
ホルモンの盛り合わせを頼みましたら、美味しかったんですよね。
あぁ、これは!と思ったのは、ギアラでした(#^^#)
牛の第4胃、赤センマイとも呼ばれるそうですね。
簡単には噛み切れないのですが、咀嚼するたび、牛の脂の甘さが口いっぱいに広がります。
いつまでも噛んでいたいと思うほどでした。
あのルーマニアのスープは
ギアラを食べていて思い出しました。
20年ほど前に、ルーマニアにしばらく滞在していたことがあります。
あるプロジェクトに参加していまして、宿泊は関係者宅にホームステイでした。
その時にときどき供されたスープ。
これが美味しかったんですよね。
白濁した酸味のあるスープで、表面には何かオイルが点々と浮いている熱いスープです。
中には、ホルモンのような肉片が沈んでいます。
「牛のスープだ」と聞きましたので、牛ホルモンだったのでしょう。
歯ごたえがあって、簡単には噛み切れず、複雑にギャザーがよったような形でした。
ホルモン自体も脂の優しい甘さがありましたし、スープもこっくりとしたコクがあって、ついおかわりしたものです。
酸味も何やら複雑で、ひと口ごとに後引く味なのです。
また食べたいのですが、今となっては料理名も、材料もわからなくなってしまいました。
鶏のもつ煮もあったな
これはホルモンではないのでしょうけど、鶏のもつ煮。
学生時代に関東に住んでいたころ、近所の精肉店で自家製のもつ煮を売っていたのです。
ふと、思い出しました。
地域的な事情なのか、それまで鶏のもつ煮を知らなかったのです。
初めて出会ったそれは、キンカンも含めて、鶏の臓物をショウガ醤油で煮込んだものでしたっけ。
こってりしているようで、くどくない。
しっかり火が通っているのに、パサパサしない。
キンカンの独特な歯ざわり、口の中でぽっくりと分解する感じがクセになりました。
自分でも作ってみましたが、なかなか同じようにはできないので、挫折したっきりです。
もう食べられないであろう美味しいもの、最近はよく思い出します。
人生も折り返し地点なんでしょうね(;O;)
コメント
[…] ルーマニアのスープ、そして鶏もつ煮焼肉用の霜降り肉のフリー素材 こん… […]