こんにちは、しゅりです。
先週末は春が来たのかと思うほど、まさに小春日和でした。
さて、しばらく前のことですが、札幌のお隣、岩見沢に行ったのです。話題になっていたカフェに行こうかなとドライブです。
ですが目当てのカフェは臨時休業でして、「じゃあ」と思って寄った燻製屋さんは、無人でした。お客さんもいませんが、店の人も出てきません。奥に人影はあったんですけどねぇ。
そんな残念な出だしだったのですが、おもしろいお店を偶然見つけたのです。
昭和【モダン】というより、【懐かしいタイプの少女趣味】
そこは、オムライス屋であり、喫茶店です。なかなか素敵なホームページには、「昭和モダン」なお店と書かれています。
それも間違いではありません。
でもひとことでいうと、
懐かしいタイプの少女趣味
でしょうね(#^^#)。
半円のバーカウンターがあって、スナックを居抜きで使っているような店内には、昭和な「カワイイ」ものが溢れんばかりです。
ハートとか、フリルとか、キティちゃんとか、ステンシルのカントリー雑貨とか、これでもかというくらい置いてあります。
広くない店内をカニ歩き移動しましたとも。
写真を撮るのが、ちょっと申し訳ないような(私の技術では雰囲気を切り取れないので)、あるはずのないものが写りそうな、 そんな店内です。
ママがお好きなんでしょうね。
ママ?
そう、ママがいるのです。
襟足がすっと抜けて、なかなか色っぽい和服のママです。
どうですか、ここまででも、なかなかおもしろいと思いませんか。
オムライスが看板メニュー
ここまでなんとな~く不安になるような、おもしろい店内をお伝えしました。
ところが料理はというと、これがけっこう美味しいのです。
看板メニューは、オムライス。
卵は本当にとろとろで、バターの香りがします。
そして大皿にたっぷり供された謎のソースは、酸味が強めでクセになりそうです。
あのソースは何だったのかな、ドミグラスソースに見えましたが、もっとあっさり爽やかでした。
ドーム上に盛られたチキンライスは、これまたケチャップの酸味がたっています。
ごはんのつぶがくっつきあって、何だか懐かしいケチャップライスです。
鶏肉がごろごろ入っていましたよ。
そうそう、理由は聞けなかったのですが、こちらではラム肉をかなり強くおすすめされています。
ラム肉、私も大好きです。
で、ラム肉のつくねもついてくるセットにしました。
うん、家庭のハンバーグって感じで、素朴な歯ごたえが素敵です。
ニラ(かな?)香りが効いていました。
それにコンソメスープやサラダ、お水がハートの器や、ピンクやレース模様のグラスで運ばれてきます。
首尾一貫した乙女チックスタイルで、うれしくなっちゃいます。
クセ強めなお店だけど、何だかはまりそうと思いました
昔からずーっと地元で営業されているのでしょうね。建物も、食器も、年季が入っています。
オムライスは、カフェ飯ではなく、何だか懐かしい味がする喫茶店ごはんでした。
時代は令和ですが、現在進行形で昭和と言いますか。
クセになっちゃいそうなお店でした。
それに実際、幼稚園くらいの男の子とパパとか、高校生くらいのカップルとか、初老のご夫婦とか、入れ替わり立ち代わりでお客さんが来ていました。
あ、そうそうママは、今時では珍しいと思うのですが、お見合い仲人のようなことをしているんだそうです。
それも27年前から。
お見合いパーティーも毎年行っておられます。
おもしろいお店を見つけちゃいました!(^^)!
岩見沢市内、メープル倶楽部という洋菓子屋さんのお隣です。
喫茶タッチ、興味をお持ちの方は、探してみてくださいね。