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【地震の話③】こぼれ話をいくつか

あいまいな話
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こんにちは、しゅりです。

思えば、不思議な被災体験でした。

断水(でも私の不在中)と停電だけの一日ですが、不安だけが増幅する長い時間。
冷静でいられなくなってくる感じ。
消耗しましたね。

もちろん、厚真町やその周辺地域で被災された方とは比べものになりません。

でも以前よりも震災に合われた方の心情を、より具体的に思い描けるようになりました。
ささやかですが、募金しましたよ。
まずはできることから、お手伝いをと思います。

★★★★★

さて、雑感です。

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情報収集

情報が更新されるなら、政府や自治体の発表をまず確認。
TwitterなどSNSも覗こうと思います。

ただ、話題性のない地域や田舎だと、上記は情報源としてはイマイチでしたね。
特に期待していたTwitterは、地元からの発信がとても少なかった。

また職場で同僚からの情報収集も、容易にデマを拡散させてしまうような怖さを感じました。
なにしろ、「・・・らしい」ばっかりですからね。

ひとつ、今回頼りになったのは、ケアマネさんからの情報提供でした。

ケアマネジャー、ご存知ですか。
介護保険サービスを組み立てて、高齢者に紹介・利用調整するプランナーさんですね。
ケアマネさんたちは、利用者の生活状況を把握して、ヘルパーやデイサービスなどを紹介するのです。

そのケアマネさん。
地震など発生時は、まず担当利用者さんたちの安否確認に回ります。
要は、家庭訪問に行くわけです。

そうすると、どの地域まで停電しているとか、どこもコンビニは開いているとか、実際に見て確かめた情報を得られるのです。
当然、諸々の介護サービスの営業状況も把握されていますから、どこの事業所では自家発電があるとか、全面休業とか、本当によくご存じです。

誰でも使える方法ではありませんが、ご家族で介護サービスを利用されているなら、ケアマネさんから情報を頂くのも一考だと思いましたよ。

水やパンを買う

当地では、コンビニやスーパーマーケットは、一部営業といった雰囲気でした。
ちなみに、あっという間に品切れだったそうです。
私も、地震当日の正午に行きましたが(職場からの帰り)、お水やパン・おにぎりなどは売り切れでした。

ところが、ドラッグストアでは、数量制限ながら水もパンもあったのです。
最近のドラッグストアは、日用品・食料品もかなり販売されていますもんね。
案外、穴場なのかもしれません。
ちなみに立ち寄ったのは、道民の味方「ツルハ」でした。
※ツルハは、札幌市で創業した企業なのです。

もうひとつは、医療機関や公共機関に入っている売店・コンビニ。
当地の例しかデータはないのですが、物流に優先して載せているそうですよ(店員さんに聞きました)。

冷蔵庫・冷凍庫、そして大量の保冷剤

実は大量の保冷剤を持っており、全部が冷凍庫の中でした。
そうですね、大小取り混ぜて20~30個ほどが、冷凍庫を占領していたのです。
断捨離しようか、でももったいないしと逡巡していましたが、今回は大活躍でしたよ.。゚+.(・∀・)゚+.゚

ちなみに自宅での停電は、17時間弱でした。

ウチの冷蔵庫は家庭用の大型タイプ。
これではありませんが、こんな感じ↓

大きい冷凍庫の引き出しは、冷凍ごはんと保冷材で満タンでした。
これはそのまま触らず、電気復旧までほとんど被害なしでした。
いくつか入れていたアイスキャンディーも、全然溶けていません。

製氷機の氷も、ほぼ無傷。

製氷機の横の引き出しも冷凍室ですが、そこにあった保冷材は全部冷蔵庫へ。
冷蔵庫の一番上の段にまとめて置いておきました。
結局、最後まで(弱くなりつつも)冷気はありましたね。

冷蔵庫自体が、クーラーボックスになることを実証しましたよ.。゚+.(・∀・)゚+.゚

手回し式のラジオ

今回気がつきましたが、ラジカセって便利だったんですね。
電池で動いて、ラジオが聞ける(カセットテープも、もしあれば)。
高校生頃までは現役だったんですが、もう手元にありません

そこで、ふと思い出したのが、手回し発電のラジオでした。
もう10年くらい前に、どこかのビンゴで当たったのでしたっけ。
説明書は所在不明でしたが、何とか見つけ出しました。

これですね↓

手回しで発電を始めると、いきなりサイレンが鳴ってびっくりしましたが、まあ、すぐにスイッチをオフ。
ギコギコとハンドルを回して、20分くらいラジオが聞けました
ちなみに、ハンドルを回す音に、茶々だけがびびって吠えてましたよ。

絶対に電池切れにならないという、安心感。
これが良かった.。゚+.(・∀・)゚+.゚
NHKのAMラジオをずっと聞いていました(当地の情報は入りませんが、世界に繋がっている安心感はあります)。

とにかく、この程度の雑感で済むレベルだったことは、感謝しなければなりませんね。