こんにちは、しゅりです。
今年は平年より暖かいと耳にしましたが、やっぱり冬は冬。
寒いことにはかわりませんよね((+_+))
11月末から本日まで、約1か月分の灯油代は、1万6千円強でした。
我が家は2LDKの2階建てで、延べ床面積が約26坪です 。
10月~11月の2か月分で、前回の請求は2万5千円ほどでしたから、使用量は増えましたね。
とは言え、旧宅のおんぼろ平屋3LDK時代に比べたら、だいぶお安いです。
「ゆきだるまのお家」の本領発揮!でしょうか、ね。
どのくらい熱が逃げにくいのか
断熱性能が高いと宣伝されても、暖かさの感覚は個人差がありますよね。
というか、同じ人でも、体調や気分によって、感じ方が変わりそうです。
なので、どのくらい熱が逃げにくい家なのかを表す「熱損失係数」について、設計段階から確認していました。
いわゆる「Q値」と呼ばれるものですね。
熱損失が小さい=断熱性が高いほど、Q値は小さくなります。
熱の出入りが少ないということは、冷暖房の効率が良くなりますし、温めたら冷めにくい「魔法瓶のような家」となるわけです。
寒い場所は、よりしっかりした家に
住む場所によって、推奨されるQ値は異なるんだそうですね。
わかりやすい図がありましたので、お借りしてきました。
北海道の道北はよりQ値は低く(熱を逃がさず、断熱で)、沖縄方面に行けば行くほど、推奨数値は緩やかになっています。
沖縄も含め、夏が蒸し暑い本州以南では、風通しの良い家が良いと言われますもんね。
家を作るときは、夏が快適になるように、風通しを考えなさいと教えていたのは、そういえば徒然草でした。
でもこれからは、特に都市部では、あえて断熱性能の高い家で、冷房効率を上げた暮らしの方がしっくり合いそうですけどね。
我が家の数値は
さて、我が家も計算してもらいました。
ちなみに計算書の費用は、かからなかったはずです。
我が家の場合は、
Q値 0.96 (#^^#)
本当は、もう少し細かい計算結果なんですが、四捨五入しました。
それにしても、なかなか悪くないと思いませんか。
高断熱とか、「暖かい家」で定評のある一条工務店やスウェーデンハウスなどとも、遜色ない成績です。
ご興味のある方は、それぞれのメーカーサイトをご確認くださいね。。
でも、ざっくりした傾向だけ知りたいという向きには、こちらのブログをどうぞ。
ブログ主さんがご自身でお調べになったそうです。
もちろん、Q値だけでは不十分でして
さて、Q値は、あくまでも机上の計算の話です。
設計としてはQ値が低くても、実際の施工状態で、断熱性能は変わってしまいます。
そこで、どれだけ隙間が空いているのかを表すのが、C値です。
C値は、正式には、「相当すき間面積」と言います。
C値が低ければ低いほど、すき間がなくて、高気密な家という意味になるんですね。
これはですね、もちろん書類上の計算だけでは算出できないです。
建築してから、空気の流れなどを実際に測定する必要があるんです。
藤城建設の担当さんがちゃっちゃとするわけにもいかず、
ご希望なら手配しますけど、けっこうお金も時間もかかりますよ((+_+))
とのことでした。
費用はともかく、時間がかかるのは面倒だなと思って、結局やりませんでした。
ローコストで建てるのですし、ちょっとくらいのズレは、まあいいかなと。
そして私の性格を考えるとですね、やりすぎちゃうような怖さもあるのです。
つまりC値を出してしまうと、より完璧な状態に近づけたくなり、ドツボにはまりそうな気もします。
な~んて、そんなこと言いつつ、やっておいても良かったなとも思うのです。
家造りって、難しいですね~。