こんにちは、しゅりです。
毎月29日と言えば、「肉の日」ですね(*’▽’)
学生の頃は、この日を狙って、ケンタッキーフライドチキンに行ったものです。
今もそうかもしれませんが、当時はちょっと割引される日だったのです。
さて、お肉は何でも好きなのですが、ずーっと食べてみたいなと思う料理があるんですよね。
モリーユ茸のソースと仔牛のソテー
阿川佐和子さんと檀ふみさんの往復エッセイ、「太ったんでないのッ!?」で紹介されている料理なんです。
お二人でフランスを旅行したとき、ニースの朝市で乾燥モリーユというキノコに出会ったところから話が始まります。
その乾燥モリーユ茸は、
「腐った軍手の指先のような、はたまた蜂の巣の化石のような、長さ5センチほどの茶色い円筒形の不気味な物体」
だったのです。
でも、朝市で出会った裕福そうなマダムから、美味しいと太鼓判を押されたのでした。
いわく、
「細かく刻んでエシャロットと一緒に炒めて、生クリームでのばしてソースを作って、お肉にかけてごらんなさい。もう、たまらないから」
どうでしょう、私もたまらない気持ちになりました(#^^#)。
あぁ、食べてみたい。
阿川さんも檀さんも、そう感じたそうですね。
その朝市で乾燥モリーユ茸を買い、異国フランスで知人宅の台所を借りて、マダムご推奨の料理に挑戦されています。
乾燥モリーユ茸のソースに合わせたのは、そう、仔牛のソテーでした。
塩コショウした薄切りの仔牛をソテーするのですが、
(中略)
慣れない台所だと勝手が違う。
包丁の切れは悪く、フライパンは焦げつくが、それでもなんとか難関を乗り越えて、やや焦げた仔牛肉を皿に移し、上からモリーユクリームソースをたっぷりかける。
そして味見をしてみれば、
「おおっ」
二人(注:阿川氏・檀氏)の歓声が重なった。新鮮な感動である。フランス料理といえども実に単純簡単で、にもかかわらず複雑な味わいの残る一品だ。
「東のキヌ、西のアミ」、太ったんでないのッ!?(阿川佐和子・檀ふみ)
お二人は仔牛のソテーでしたが、これラム肉にも合うと思うのです。
クセはないけど、風味の爽やかな、柔らかいラム肉(#^^#)
あぁ、年を取ればとるほど、食べたいものが蓄積されていきます。
あなたの夕食は、何でしたか??