今日、夕ご飯に豚足を食べました。
塩茹でした豚足をふたつ。
彼が実家から持ってきました。
長さ10cmくらいで、足先もばっちり残っている立派なものです。
でも、タレがありません。
豚肉には果物のソース
初めて豚足を食べたのは、大学生のころです。
ちょっと高級な焼肉屋で、だれかにご馳走になったはず。
赤いトロッとした甘酸っぱいソースがついてきました。
そういえば、と思い出すのは、カナダ人です。
カナダ人のご家庭によばれたとき、
塩茹でした豚肉の薄切りとアップルソースが出てきました。
ちょっとゆるめのリンゴジャムみたいなソース。
え?
と思いましたが、なかなか悪くない。
豚肉の脂身のしつこさがアップルソースで和らぎます。
いや、むしろ引き立てる感じ。
何だかクセになるのです。
そのあと何年かして、
ベーコンたっぷりのパンケーキにメープルシロップ
マクドナルドのメニューになりました。
あれも、肉&甘いソースの組み合わせでしたね。
賛否両論あったと記憶しますが、
なかなか人気も出たはず。
ハスカップジャムを合わせてみる
何かないかなと冷蔵庫を開けると、
ハスカップジャムがありました。
自家製で、酸味も甘味もくっきりしたジャム。
冷凍庫から解凍したばかりです。
え!?って思いますか。
これが豚足に合うのだから、びっくりです。
豚足の、
よく言えばコラーゲン
直截に表現すれば、脂身
そのままなら、やっぱり豚肉臭がありますが、
ハスカップジャムと合わせると、
「脂身のあまさ」に変わるのです。
お砂糖の甘さじゃなくて、
脂身のあまさ。
滋味って言えるかもしれない。
あぁ、こんなこと言いはじめるのは、
おでぶ わがままボディへの片道切符を手にしたようなものですね。
そういえば、北京ダックの皮は、
グラニュー糖をつけて食べます。
あれは、肉ではなく、脂身を楽しむもの。
脂と甘いもの、
やっぱり最強コンビのようです。