こんにちは。
映画館には、ほろ苦い経験があります。
学生時代までは、
映画館にもときどき行っていました。
あの頃は、今よりも財布の中身はスカスカでしたから、
映画館の1800円(当時)は、
けっこう痛い出費でした。
そうすると、どうなるか。
始まった映画がおもしろくない、
思い描いていたものと違っても、
終わりまで、席を立つことができないのです。
1800円だから
もう観はじめたから
途中まで観ちゃったから
ここで席を立つのは、
もったいない(+o+)
で、結果として、
爆睡しちゃうのです。
無理な態勢ですから、
腰が痛くなり、
空調が効いていますから、
のどが痛くなり、
しかも、映画の内容も覚えていない。
何をしに行ったんでしょうね。
こんなことが、ときどきありました。
でも、あるとき・・・
その日は、どうしてもトイレに行きたくなり、
映画は始まっていましたが、
外に出たのです。
また戻るつもりでしたが、
ふと、ロビーに座りました。
バッグに文庫本があり、
それを読み始めたら、
存外におもしろくて、
そのうちに映画は終わってしまったのです。
1800円を無駄にしたわけですが、
全然、損した気分じゃない(*^▽^*)
例によって、
好みではない映画でしたから、
文庫本の中身の方が、
私にとっては関心事だった、と。
1800円のために退屈でもじっとしている、のか、
1800円払って、映画と文庫本のどっちも選べるようにした、とみるか。
私は、後者の方が性に合うようです。