こんにちは、しゅりです。
ちょっとお疲れ気味です。゜゜(´□`。)°゜。
季節の変わり目、でしょうか。
秋の初めは、何だかアンニュイな気分になります。
と、いう話を職場でしたのです。
そうしたら、おばちゃんたちのイチ押しは、
梅干し
でしたよ.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ちょうどこんな記事も見つけました↓
きゅうりの梅和えは、自分でもよく作ります。
梅干しを叩いて、鰹節と醤油でまぜたものを使います。
すぐにできるし、火を使わないし、言うことなし(*゚▽゚*)
後味が爽やかで、きゅうりの2~3本はすぐ食べちゃいます。
最近のおにぎりの具も、梅干しに戻りましたよ(一時はチーズでしたから)。
★★★★★
沢村貞子さんをご存知ですか。
もう亡くなられましたが、名バイプレーヤーとして活躍された女優さんですね。
テレビドラマよりも、昭和~平成初期の映画で活躍されていた方ですが、エッセイストとしても人気がありました。
日々の生活やごはんについて、柔らかで穏やかな文体で綴られていて、「丁寧な暮らし」と言えば、私はまずこの方を思い出します。
たとえば、「わたしの献立日記」。
梅酢について綴られています。
(中略)
B子さんがしきりに賞めてくれる酢めしは、わが家得意の梅酢の味。うちでは、毎年、梅の実が出まわる頃、青梅一.五キロを米酢九〇〇ミリリットル、蜂蜜一キロにつけこんで、冷たく暗い場所に三か月ほどおく。
おいしい梅酢が出来る。古くなるほど味がよくなるが-その酢に少量の塩と醤油をまぜれば酢めしや酢のものに・・・・・・サラダ油をいれればドレッシングに-酸っぱいものは嫌いという人もよろこんでくれるから嬉しい。梅酢を使いきったあとの梅の実は、砂糖を加えて梅ジャムにする。
沢村さんは、
「なんてったって、お酢は身体にいいし、年中、この梅酢をたべてると、頭がよくなるらしいわ。そのせいかもしれない―この頃、松山弁がおぼえやすくなった・・・・・・」
と、知人のB子さんに勧めていました。
梅酢もとっても美味しそうですが、
言い回しが何とものんびり、古き良き昭和の香りがするなあ、と思うのです。
昭和と言えば、高齢の患者さんが教えてくれましたっけ。
昔は、頭痛がするときは梅干しをこめかみに貼って治したそうですね。
まあ頭痛への効能はわかりませんが、季節の変わり目を乗りきるために、穏やかに(しかも美味しい)対処できる方法のひとつなのかもしれません。