こんにちは、しゅりです。
今回は久しぶりにレーシック手術のリスク編の続きです。
ハログレアについては、以前まとめました。
もうひとつ心配していたリスク・後遺症は、極度のドライアイです。
元々ドライアイで、レーシックを受ける直前には、コンタクトレンズの処方が受けられない日もありました。
ドライアイで涙が足りないので、ちょっとしたほこりで角膜が傷ついてしまうんだそうですね。
しっかり目を閉じるまばたきや、新薬として出たばかりのムコスタ点眼薬も試しましたが、効果はいまひとつでした。
コンタクトレンズの処方箋を出してもらえないときもありましたっけ。
なので、これ以上のドライアイになったら、どうしようと不安だったのです。
ただ一方では、レーシック手術を受けなかったとしても(つまり後遺症が起こらない)、ドライアイに苦しめられる状況は変わらないと感じていました。
何しろ、毎年毎年、症状は悪化していましたから。
今思うと、残業し過ぎのワーカホリックと寝不足のせいだったかもしれませんが、当時はそんなことは考えもしませんでしたね。
ということで、ハログレアと同じような結論です
今がすごく辛いし、今後もどんどんひどくなりそう((+_+))。
だからレーシックを受けてみよう(今なら100%辛いけど、レーシックを受けたら改善の可能性がある)。
でした(^_-)-☆。
結論だけ、先に(ドライアイ)
結論を言うと、手術直後から1か月ほどは、ドライアイの症状は強かったです。
ただ3か月を過ぎる頃には、ほとんど気にならなくなりました。暖房が効いてよほど乾燥した部屋にいない限り、目薬を使うこともありません。
1日5~6本使っていたムコスタ点眼薬(1回ごとの個包装)、現在は数日に1本使うかどうかです。
他の後遺症は、どう考えたか
その他、よく体験談にあがっている後遺症は、こんな感じでしょうか。
・鳥目(夜間見えにくい)
・視力が短期で戻る
・過矯正
・飛蚊症
・感染症
これらは、私の場合は、手術前も後も症状あまり出ませんでした。
ただ鳥目(夜に見えにくい)については、夕暮れ時の薄暗い時間帯、少し見えにくいような気はします。
ちょっと薄暗かった会議室で、資料の字が読みにくくなったという感触はありますね。
ただ今のところは、電気をつければ解決するレベルです。
感染症については、アイメイクを優しく落とすこと、目の周りをこすらないことは、気を付けています。
そして、これはあくまでも予防だと思うのですが、目の洗浄液(アイ×ンなど)は使わないように指示され、それを守っています。
ただし、もう手術して1年経過していますし、最終の健診でも「(ア×ボン)もう使っていいよ」と医師に言われました。
でも目の不快な症状がないので、使いたくならないんですよね。
レーシックを受ける前は、日によってはかゆくて、いずくて、ア×ボンのヘビーユーザーだったので、今の自分にびっくりです(+o+)
本当の最後に後押ししてくれたこと
レーシックの年間手術件数をご存じですか。
保険診療ではないので、正確な数字はなかなか把握できないんでしょうけども、論文にまとめた方がいます(PDFで開きます↓)。
根岸一乃:屈折矯正手術の現状、慶應義塾大学医学部眼科学教室、2016.6.15
それによると、日本国内では過去20年以上で100万件を超える手術数があり(2016年時点)、現在でも数万件の実施数があるんですって。
数十万円の自費医療と考えると、不況続きのわりに案外多いんだなぁって思ったのです。
本当に後遺症だらけで、メリットの少ない治療だったら、こんなに件数は増えない(増え続けない)かな、と。
この数字を見たことが、私にとっては最終的な決定打でした(統計資料は他にも確認しましたが、一例を挙げました)。
メリットもデメリット(リスク)もある手術ですから、手放しに礼賛するつもりはありません。ただ判断材料の例として、参考にして頂けると嬉しいです。