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【換気システム①】基本の知識編

ゆきだるまのお家
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何の換気システムでしょうね

こんにちは、しゅりです。
今回は換気システムについてのお勉強です。

そういえばマンションに住んでいた頃は、24時間換気でした。
昔の一戸建ては隙風が入り放題だった、なんて聞きますが、最近の新築住宅は暖かいと言いますね。
つまりこれは、高気密に作られるようになったからなのでしょう。
暖かい空気が逃げていかない嬉しい効果の一方で、ホルムアルデヒドなど化学物質も室内に滞留してしまうんだとか。
シックハウス症候群なんて病名も、すっかり一般的になりました。
また空気がこもっていると、結露が起こりやすくなったり、人によっては(私も)頭痛を誘発されるときもあります。
良いことないですね。゜゜(´□`。)°゜。

そこで2007年の建築基準法改正にて、一戸建てにも換気設備の設置が義務付けられたのです
(化学物質を出さない製品など、建材にも規制がかかりました)。
換気設備として、原則としては機械式の換気設備を装備し(24時間換気システムなど)、特に住宅については、1時間で室内の半分以上の空気を入れ替えることと、決まりました。

〇第1種換気・第2種換気・第3種換気


画像はお借りしました:ielcome 

今のところ、一般的に採用される換気設備は3つあります。
私が理解できた範囲で紹介しますね。

給気 → 家の外から、室内へ取り入れる
排気 → 室内から、家の外へ出す

【第1種換気】
機械制御のファンで給気と排気をセットで行う方法。ダクトで各部屋を網羅し、給気機で空気の流れを管理。安定して空気の入れ替えが出来ますが、コストがかかるんですね(電気代やダクトなどのメンテナンス)。

【第2種換気】
ファンで給気し、排気口から自然に排気する方法。病院のクリーンルームや手術室はこの方式ですね。機械の給気管理で室内の空気圧を管理できるので(高気圧を保つ)、清浄されていない外気を入れずに済みます。ただし一般住宅では、外気の湿気をどんどん取り込み、そのまま室内に滞留させてしまう可能性があります。前述の病院や食品加工場など、用途を限定した部屋・建物向けだそうです。

【第3種換気】
第2種換気とは逆で、給気口から自然に外気を入れ、排気はファンで機械的に行う方法。各部屋に給気口を設置。大がかりな機械やシステムが必要ないので、最も安価なやり方。

ちなみに、旧宅の排気ファン↓ (冗談です。これは台所の換気扇。昭和ですねぇ)
回してなくても、隙間から外気排出(苦笑)

う~ん、長くなりました。
雪だるまのお家の換気システムは、次回に(*゚▽゚*)