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散歩中に犬が逃げた!どこに連絡する?対処方法をまとめました

散歩中に犬が逃げたときの対処法 犬を多頭飼いする話
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お恥ずかしい話ですが、私は犬を逃がしてしまったことが何度かあります。

ほとんどは大したことなく、犬も遠くには行きませんが、一度大変に痛い目に合いました。

散歩中に遁走したのは、一番幼い「ぼたん」。

走り出したらすごいスピードで、あっという間に姿が見えなくなりました。

その時、犬を捕まえるためにかかったのは3~4時間

10km以上は走り回ったので、翌日は筋肉痛で起き上がれませんでした。

私の場合は、逃げたその日に犬を見つけ出せましたが、それは運が良かったからでしょう。

いつも同じようにハッピーエンドとは限らないのが怖いです。

そこで今回は、散歩中に犬が逃げたらまずするべきことをまとめました。

合わせて、脱走しても悲しい結果にならないように、あらかじめできることもお伝えします。

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ふとした油断で、犬は脱走

やっと見つけたぼたん。大冒険の末に雪だるまに変身

ある冬の夜です。

3匹そろって楽しく散歩していたのですが、ふとしたとき、「ぼたん」のリードを離してしまいました。

どこかの犬が吠えた声に驚き、走り出したぼたん。

クロと茶々の絡まったリードを直そうとかがんでいた私。

ぼたんのリードが、スルスルと手のひらから逃げていく感触

今もはっきり思い出せます。

まさに悪夢でした。

多頭飼いで、みんなで散歩に行くと、どうしても飼い主の注意は散漫になります。

平等に目を配るのは難しく、トラブルがあれば気を取られます。

多頭飼いの散歩では、これが怖いのです。

犬が逃げたら、どうすればいいか

「もう逃げないよ」とは、別に思ってないんだろうな・・・

犬が逃げたら、飼い主が出来ることは何でしょうか。

かかりつけの獣医さんのアドバイスと、私の体験談を元に振り返ってまとめました。

すぐやること

まずは、大声で名前を呼びましょう。

首輪が外れて走り出しても、クロと茶々なら、こちらに戻ってきます。

こういうところは、さすがお姉さん犬です。

ぼたんは・・・。

あの脱走事件があるので、怖くて試せません。

その時は、あっと今に走って行ってしまいました。

もうひとつのコツは、追いかけないこと。

犬は、追いかければ逃げるし、逃げられれば追いかけたくなる動物です。

まるで恋の駆け引きのようですが、飼い主もまずは我慢。

その場を離れずに、犬を見つめます。

大声で名前を呼びながら、しばし待つ。

成功すれば、犬の方から駆け寄ってくるはずです。

ちなみに獣医さんの話では、少しずつ後じさりすることも、効果的だそうです。

犬の姿が見えなくなったら

警察に電話をしましょう。

その際は、最寄りの警察署や交番に連絡します。

電話番号はネットで探せますし、担当者もゆっくり事情を聞いてくれます。

110番は、基本的に人間にまつわる事故・事件が優先なのです。

次に、いつもの散歩コースを辿ってみましょう。

名前を呼ぶとか、待つとか、そんな悠長なことはしていられません。

連れていた他の犬たち(クロと茶々)は自宅に留守番させ、私は、いつもの散歩コースを辿りました。

その日は真冬で、場所は雪国です。

長靴の私は、走りにくさに涙が出そうです。

ただ一方で、それが幸いしたこともあります。

除雪をするために、道端に出ている人がちょこちょこといたのです。

「あっち行ったよ」

「来たらつかまえてあげる」

そんな風に声をかけてくれて、協力してくれたのでした。

逃がしてしまった当日、ぼたんを見つけられたのは、彼らのおかげだったのです。

逃げた当日に見つからなかったら

後日、獣医さんに教えてもらいました。

犬を逃がしてしまったときの探し方です。

保健所や動物病院に連絡

迷い犬の情報が多く集まるのは、警察・保健所・動物病院です。

保健所はわかりますが、動物病院は盲点でした。

迷い犬・猫のポスターを掲示していたり、拾われた犬・猫を動物病院で保護することもあるそうです。

また動物好きが集まる場所ですから、独自の情報網もあるのです。

インターネットの掲示板やSNSに書き込み

ひと昔前までは、手作りのポスターでしたが、今は時代が変わりました。

インターネットの掲示板や、TwitterなどのSNSも手がかりとなります。

ただしその際は、携帯電話の番号をそのまま記載せず、フリーメールを使いましょう。

インターネットに書き込んだ情報は、用事が済んだ後も、完全に消し去ることは難しいのです。

もちろん自分の足も使って探す

いつもの散歩コースだけでなく、一度でも通ったことのある道や公園ものぞいてみましょう。

その周辺のご家庭で保護されている可能性もあります。

散歩中の脱走を防止する

外れにくい金具、飼い主がたすき掛けするリード、いろいろ工夫してます

脱走を防止するには、まず丈夫な首輪やリードを使うこと。

簡単に外れないような装着方法になっていることも大事です。

そして、多頭飼いの場合も、まずは一匹ずつで出かけ、慣れてからみんなで散歩にいくこともおすすめです。

逃がしても、被害を最小にするには

名前を呼べばすぐ反応、さすが姉犬たち(クロと茶々)

自分の名前を理解させておくことが大切です。

名前を呼びかけたら、こちらを向くように。

さらには、私の元に走ってくるように、おやつを使って繰り返し練習しました。

あるいは、「おいで」「来い」などのコマンドで覚えさせるのも有効です。

ただこれは、我が家ではまだ完璧ではなく、教えている最中です。

これらのコマンドは、

家の中では出来るのに、外ではさっぱり

こんなことも往々にしてあります。

散歩の途中で、少しずつ練習するのがおすすめです。

そして保健所などで保護されたとき、最短で引き取ることができるように、マイクロチップも入れておきましょう。

飼い主がまず落ち着こう

逃げたときはパニックだったけど、家ではリラックスのぼたん

散歩中に犬が逃げたら、もう飼い主としてはパニックです。

でもよく見ると、犬もまた、パニックになっているものです。

まずは飼い主が落ち着きましょう。

ただ自分では、全く落ち着いていられなかったのは事実です。

その理由は、何の準備もしていなかったから。

短い時間に、たくさんのことを考え、検索しなければいけない。

これがパニックに拍車をかけました。

それを思い返すと、

  • 散歩中に犬を逃がさない工夫(予防)
  • もし逃げたら、すぐやること

これを普段から考えておくことが重要だと感じています。

もし、犬の多頭飼いにご興味があるなら、こちらもぜひ。

ウチのクロ・茶々・ぼたんの話です。