こんにちは、しゅりです。
ホームインスペクション【住宅診断】ですが、さすがに今回が最後です。
実際に利用してみて、気がついたこと、ちょっとした後悔などまとめようと思います。
くどいようですが、あくまでも個人的な体験・感想ですので、その点はご理解ください。
藤城建設への依頼
以前も書きましたが、実際に申し込む前に、担当さんには伝えていました。
ありがたいことに、その時点で快く了解を頂いています。
ハウスメーカーや工務店によっては、良い顔をしないと耳にしていましたが、そんなことはありませんでした。
ちなみに、さくら事務所とホームインスペクションの契約後、工務店に渡す用の資料を渡されます。
「さくら事務所 新築工事チェック実施に関するお願い(施工者様用)」という冊子です。
そこにホームインスペクション(今回は、新築工事チェック)の説明や流れなど記載されているというわけです。
この資料は、データ形式で受け取りましたので、藤城建設の担当さんに送信して終了。
簡単です。
新築工事チェックのタイミング
チェックのタイミングは、私のプランでは下記のとおりです。
一般的な木造住宅は、だいたい同様だそうです。
- 配筋検査
- コンクリート打設検査
- 土台敷き検査
- 構造検査
- 防水検査
- 断熱検査
- 完成検査(施主同席)
大きな項目はこんな感じですが、下部にはそれぞれ10以上の検査項目がありました。
ですから、印刷すれば、報告書もそれなりに分厚いものになります。
流れとしては、藤城建設からの連絡を受けて(工事状況)、さくら事務所の担当者が現場で検査。
検査内容と結果は、その都度、画像付きで報告を頂いていました(パスワード設定済みのファイルでメールにて)。
もし不備が見つかれば、施主(つまり私)から施工者(藤城建設)へ連絡して、手直しや調整を依頼します。
実際に訂正・改善されたかどうかは、藤城建設さんに報告を依頼しました。
快く対応して下さったので、ひと安心でしたよ。
実際にあった是正内容など(一部)
最初にお伝えしたいこと。
基本的には、工事現場はよく整理整頓されており、資材管理もきちんとしていたそうです!(^^)!。
改善提案は、毎回ではありませんでした。
というか、初期はほとんどなくて、何だか物足りないくらいです。
「新築工事チェックなんて、お金がもったいなかったかな~」なんて、頭をかすめたこともありました。
でも中盤~後半には、ちらほら助言が混じり始めました。
家の建設現場には、複数の業者さんが入りますから、それぞれのカラーが出たのかもしれません。
一番多かったのは、設計図と比べて資材(コンクリートや断熱材)の厚さや長さが不足しているというもの。
ただしミリ単位の指摘がほとんどで、数センチのズレはなかったですね。
最も大きな指摘は、換気扇ダクトの断熱材を覆う資材に隙間が生じていたこと。
そして、換気扇の接続部位のテープに浮きが出ていたこと。
報告書の写真は載せられませんが(私が撮ったものではないので)、それを見る限り、自分で見つけることは難しそうでした。
場所は天井裏ですし、換気扇ダクトを覆う被膜材(要するにテープのようなもの)の浮きなど、「言われれば、わかるけど・・・」という感じ。
断熱材の厚さや資材の過不足は、私の知識では、まあ絶対気が付かなかったでしょう。
その他、外壁のサイディング材のわずかな欠け(数ミリでした)や、室内建具の傾きなど、「さすが!」と思いました。
いずれの不具合も、藤城建設の担当さんに伝えた後は、きちんと直してもらえましたよ(#^.^#)
駆け足でしたが、ホームインスペクション(住宅診断)の感想です。
ちょっとした後悔もあったような気がしたのですが、振り返ってみると何だか思い出せないですね。
途中では、「良かったかな、無駄だったかな」と気を揉むこともありましたが、総括としては満足でした。
決して安くない費用ですが、金額分のメリットはあったように思います。