こんにちは、しゅりです。
茶々の破折の話の続きです。
折れた部分は無事に補修されましたが、獣医の先生の話はまだまだ続きます。
※一部の内容は、諸説あるようです。
インターネットでも違う情報を散見しましたし、友人の獣医から別の意見を聞いたものもあります。
あくまでも、今回の受診で教えてもらったこと、です。
犬の歯は案外もろい
人間は物をかみ砕くようにして咀嚼します。
これに対して犬は、肉を切り裂くようにして、歯をすり合わせるようにして使います。
だから、硬いものをかみ砕くと、案外簡単に歯が折れてしまうんだそうです。
硬いおもちゃや、牛皮スティックを与えると、両手で支えて奥歯でかみ切ろうとするのですが、これが実は一番危ない。
こういうのですね↓
ウチの犬たちは3匹ともこのおもちゃが大好きで、取り合いになるほどだったのです。
残念ですが、仕方ありません。
でも補足すると、特に大型犬など歯が大きくしっかりした犬なら、このおもちゃも悪くないそうですよ。
そして折れやすいのは、奥歯の前後の臼歯だそうです。
赤丸と青丸の部分ですね↓
この図をお借りしたサイトでも詳しく解説されていますので、ご興味ある方はのぞいてみてくださいね。
ただし記載されている内容の一部は、諸説・見解のわかれる部分もあるそうなので(友人の獣医談)、かかりつけの病院にもご相談ください。
そして茶々が折ったのも、まさにこの歯でした(左上顎第4前臼歯:図の赤丸部分)。
歯磨き効果を謳ったおもちゃも注意を
牛皮や豚皮、鹿の角、硬いプラスチック製の骨型のおもちゃなど、歯垢除去や歯磨き効果を謳った製品をよく見かけます。
これも注意が必要なんだとか。
同じ歯で噛むので、全体の歯磨き効果は見込めません。
それに、使い続ける歯を痛めやすい。
特に犬に与えっぱなしで好きにさせるのは、お勧めできないそうです。
ま、茶々の場合は、修復した歯はどうしてももろくなりますので、もう与えないつもりです。
となると、茶々だけ禁止も不憫ですから、破折防止も兼ねて、くろやぼたんにも渡しません。
その他、硬いフリスビーや麻などでキツク編まれたロープも、長時間の使用は良くないんですって。
院長とは別の先生ですが、摩耗した歯の写真を見せてもらいました。
でも、柔らかいゴムのおもちゃは、物によっては数分で破壊してしまいます。
噛み切った破片を誤飲することも心配です。
と言うわけで、我が家では、古い靴下を丸めたボール遊びが大ブームです(#^^#)
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