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【犬の歯:破折⑤】実は、折れやすい

犬との生活
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こんにちは、しゅりです。

 

茶々の破折の話の続きです。

【犬の歯:破折④】修復できた歯【費用も】
こんにちは、しゅりです。 今日も茶々の破折の続編です。 折れた歯は、抜歯をせずに修復成功でした。 でも、口の中の環境はよろしくなくて、飼い主として申し訳なかったな、と反省しきりだったのです。 それで獣医さんから教えてもらったことの備忘録です...

折れた部分は無事に補修されましたが、獣医の先生の話はまだまだ続きます。

 

※一部の内容は、諸説あるようです。

インターネットでも違う情報を散見しましたし、友人の獣医から別の意見を聞いたものもあります。

あくまでも、今回の受診で教えてもらったこと、です。

 
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犬の歯は案外もろい

 

人間は物をかみ砕くようにして咀嚼します。

これに対して犬は、肉を切り裂くようにして、歯をすり合わせるようにして使います。

 

だから、硬いものをかみ砕くと、案外簡単に歯が折れてしまうんだそうです。

硬いおもちゃや、牛皮スティックを与えると、両手で支えて奥歯でかみ切ろうとするのですが、これが実は一番危ない。

 

こういうのですね↓

ウチの犬たちは3匹ともこのおもちゃが大好きで、取り合いになるほどだったのです。

 

残念ですが、仕方ありません。

でも補足すると、特に大型犬など歯が大きくしっかりした犬なら、このおもちゃも悪くないそうですよ。

 

そして折れやすいのは、奥歯の前後の臼歯だそうです。

赤丸と青丸の部分ですね↓

画像はお借りしました

この図をお借りしたサイトでも詳しく解説されていますので、ご興味ある方はのぞいてみてくださいね。

ただし記載されている内容の一部は、諸説・見解のわかれる部分もあるそうなので(友人の獣医談)、かかりつけの病院にもご相談ください。

 

そして茶々が折ったのも、まさにこの歯でした(左上顎第4前臼歯:図の赤丸部分)。

 

歯磨き効果を謳ったおもちゃも注意を

 

牛皮や豚皮、鹿の角、硬いプラスチック製の骨型のおもちゃなど、歯垢除去や歯磨き効果を謳った製品をよく見かけます。

 

これも注意が必要なんだとか。

同じ歯で噛むので、全体の歯磨き効果は見込めません。

それに、使い続ける歯を痛めやすい。

 

特に犬に与えっぱなしで好きにさせるのは、お勧めできないそうです。

 

ま、茶々の場合は、修復した歯はどうしてももろくなりますので、もう与えないつもりです。

となると、茶々だけ禁止も不憫ですから、破折防止も兼ねて、くろやぼたんにも渡しません。

 

その他、硬いフリスビーや麻などでキツク編まれたロープも、長時間の使用は良くないんですって。

院長とは別の先生ですが、摩耗した歯の写真を見せてもらいました。

 

でも、柔らかいゴムのおもちゃは、物によっては数分で破壊してしまいます。

噛み切った破片を誤飲することも心配です。

 

と言うわけで、我が家では、古い靴下を丸めたボール遊びが大ブームです(#^^#)