こんにちは。
職場では、クレーム対応に駆り出される時もあります。
各部署では簡単に解決できない、
不満の訴えが大きくなったようなときです。
で、患者さんや家族さんの待つロビーに行くのですが、
後ろ姿が良く似ているのです。
男性も女性も、お年寄りも中年も、
ほとんどの方は、肩のあたりの雰囲気がそっくりです。
強張っているというか、
どんより暗い感じ。
医療機関でのクレームって、
正直なところ、すっきり解決しない方が多いです。
買った商品を交換したい、
みたいな単純なことでなくて、
やるせない怒りをどうにか発散したい、と言いますか。
唯一、絶対で圧倒的な解決は、病気が全快することですし、
でも、医療が発達すればするほど、
病気は治っても、後遺症が残る例が増えますもんね。
患者さんや家族さんの、
なんで自分が病気になるんだ、悲しい、辛いって気持ちが
背後に感じられることもよくあります。
それでも、お話をお聞きしているうちに、
気持ちが晴れた(*^▽^*)
と、表情が明るくなる時があるのです。
そんなとき、肩の雰囲気は、
柔らかくなっています。
魔法をかけたくらい、全然違います。
それで、これは仮説なんですが、
肩の強張りをほぐせば、
気持ちもある程度、柔らかくなると思うのです。
逆転の発想って、わけです。
肩の強張りから頭痛になることもありますし。
というわけで、私も自らで実験中です。
肩の荷が下りるという言葉は、
もしかしたらエビデンスのあることなのかもしれませんね。