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なぜ犬を飼っているのか

犬との生活
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3匹は日向ぼっこ

こんにちは、しゅりです。

北海道は朝晩はすっかり涼しく、いや寒くなりました。犬たちが布団に潜り込んできますが、その暖かさが本当にありがたいです。

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さて先日、元職場の知人とごはんに行ったときのことです。失業したばかりの私が相手ですから、再就職のことが話題になったわけです。

週休2日が良くて、自宅から近くて、残業が少なくて・・・と、希望する要件を話したところで、ふと気がつきました。就職先の待遇について、こんなに事細かく考えるようになったのは、いつからなんでしょう。

以前なら、職場に求めるのは「おもしろいこと」、「給料」だけでした。

お休みはあったほうが良いけど、休日出勤も想定済みでした。

職場から近いなんて、あまり気にしたこともなかったです。何しろ、前々職場では往復50kmを車通勤でしたから。

残業なんて、ねぇ。残業しないということが、むしろ想定外。大量の業務を同時にこなすことが「かっこいい」という感覚がありましたっけ。

こんな感覚で働いていたら、体調も悪くなるし、プライベートの連れ合いともうまくいかないわけです。

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「じゃあ、なんで今は? 楽に働きたいの?」と、知人から聞かれました。

咄嗟に「犬がいるから、でしょうかね」と答えたのです。

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その時は、それ以上のやりとりはなかったのです。でも数日が過ぎた今、あれは本音だし真実だったな、と思い返しています。

端的に言うと、「犬がいるから、死なないでいられた」

多くの方々が指摘されている通り、「長時間労働→感覚が鈍る→うつ→自殺傾向」は、本当だと感じています。ちなみに根拠のひとつは、自分です。

たとえば毎日の通勤途中、車のハンドルを握りながら、「ふと」対向車線に突っ込みたくなる瞬間は何度もありました。計画的にではなく、文字通り「ふと」「ふいに」。怖いですね~。

そんな瞬間を回避できたのは、わんこ達の存在が脳裏をかすめたから、っていうのは事実です。

それからもうひとつ。

犬がいると、半強制的に生活重視の毎日になりますね。何しろ、自分たちでは自活できない存在が自宅にいるわけです。室内犬は狩りもできないし、時計も読めません。トイレシートの始末もできないし、空になった水皿はそのまんまなのです。勝手に外出して、散歩に行くことも叶いません。世話に手間がかかるのです。長時間の通勤時間や残業がもったいなく感じます。

身体に無理のかからない生活になるし、それは「ふと」死んじゃうことも予防するし、と思い至りました。

誰にでもあてはまる話ではありませんが、私にとっては、犬と暮らすことで死なないでいられるようですね。