【犬に服は必要?】飼い主のエゴだけじゃない、犬に服を着せるメリットまとめ

犬に服を着せるメリット 犬との生活

YouTubeやInstagramでは、ペットの投稿を多く見かけます。

我が家では犬を3匹飼っていることもあり、私はついワンコたちの画像に目が行きます。

ハロウィンの仮装をしていたり、ヒラヒラのお嬢様風だったり。

洋服を着ている犬たちも多いですね。

犬に洋服を着せるなんて、飼い主のエゴじゃない?

そんな意見もありますし、私も自分の愛犬には、普段は服を着せません。

むしろ自分が犬と暮らす前は、あんまりいい印象はなかったのです。

でも、今となってはわかります。

「犬に洋服を着せる」これには、現実的なメリットもあるのです。

スポンサーリンク

寒さ対策

我が家は、雪国です。

早ければ11月から3月まで、雪が積もっている地域です。

そしていっしょに暮している犬たちは、小型犬。

しかも胴長短足です。

つまり、おなかと地面の距離がとっても近い

なので、冬に散歩に行くときは、防寒着を着せています。

雪道を歩くと、雪にこすれて腹部が赤くなったり、おなかが冷えて下すからです。

高齢になれば、体力が落ちたり、体温調節に難儀する犬もいます。

彼らにとっては、体温が低下しやすい睡眠中に、パジャマを着るメリットがあるとも聞きました。

手術や病気治療中の患部保護

たとえば避妊手術を受けたときや皮膚炎の治療中など、傷口や患部を保護したいときに着せる服もあります。

避妊手術後(ぼたん)

この写真で着せている保護服(エリザベスウェアという商品名)だと、

  • 腹部が縫い目のない布で覆われている
  • マジックテープは背中にあり、犬の鼻先が届かない
  • 肩ひもが背中でクロスする設計で、脱げにくい
  • 陰部は開いているので、脱がずに排泄できる

こんな特徴があります。

エリザベスカラーとはコレ

治療中の患部を保護するには、かつてはエリザベスカラーが定番でした。

しかしこれだと視界がさえぎられたり、モノにぶつかったりと、犬にとってストレスだったのです。

ケガの予防

ドッグランに行くと、運が良ければ、よその犬たちと遊べるときもあります。

我が家の犬たちも、ドッグランに行くと、嬉々として追いかけっこを始めます。

盛り上がってくれば、取っ組み合いのようになるときもあります。

飼い主としては心配なときもありましたが、犬同士でうまく加減しているようで、今まで大きなケガはありません。

でも体格差があったり、犬同士の付き合いが苦手の犬が相手だと、うっかり強く噛まれる(噛んでしまう)こともあるでしょう。

そのときに深いケガにならないよう、バンダナなどを首元に巻いたり、洋服を着せるのも選択肢です。

これは、ドッグランで知り合った紀州犬の飼い主さんに教わりました。

小柄で活発、怖いもの知らずのワンちゃんの場合、他の犬にまとわりつき、追い払おうとした大型犬が甘噛みする。

こんなときの「うっかり噛みすぎ」を防止してくれるというわけです。

抜け毛の予防

よそのお家に出かけたり、飼い主といっしょにカフェに行くようなときですね。

抜け毛が散らばらないように、洋服を着せる飼い主さんもいます。

犬が苦手なひとがいたり、ソファーやラグなどが毛だらけにならないためにとの配慮です。

どこでも犬を連れて行くべきでない

そんな意見もあるでしょう。

私も、それには一理あると思います。

でも一方で、犬も人間社会の中で暮らしているわけです。

犬は、家族であり、大好きな飼い主といつでも一緒にいたい。

飼い主が出かけるなら、自分もついて行きたい。

それがカフェだったりするのです。

どこでもとは言いませんが、犬と人間が共有するパブリックスペースがあれば、とっても暮らしやすいし楽しいです。

そこへ出かけるときのマナーとして、

犬に服を着せる

これは、現状としてはアリだろうと感じています。

犬に洋服を着せるときの注意ポイント

服はお好みでない茶々(雪の中に出れば元気になります)

犬にとっても、状況によっては、洋服を着ることにメリットはあります。

でも、やっぱり人間とは違いますから、注意が必要なこともあるのです。

ストレスになっていないか

そもそもは、犬には毛皮があります。

服を着ることは、当たり前ではありません。

子犬の頃から慣れているなら別ですが、成犬になってからではどうでしょうね。

服を脱ごうともがいたり、前足を舐め続けるなど、いつもと違う行動や嫌がる素振りがないか、こまめに観察しましょう。

犬は、強いストレスを感じているかもしれません。

初めて服を着せるときは、短時間にして、徐々に慣れさせていくのが得策です。

体温調節ができているか

犬は、そもそもは「服なし」で体温調節をしています。

その能力を超えるような環境だったり(雪が積もった道など)、体力が落ちているときに(高齢や病気など)、服を着せて保温します。

元気なときや、暖かい部屋でも服を着ていると、体温調節ができずに、体調を崩すときがあります。

犬は汗腺が少なく、ほとんど汗をかきません。

熱中症には、特に注意しましょう。

静電気の被害

乾燥する冬場は特に、犬の毛で静電気が発生します。

人間でもそうですが、犬でも、静電気の「バチっ」は痛いです。

我が家だと、毛足の長いクロが特に辛そうですね。

服を着せることで、静電気を助長する可能性があることは、頭に入れておきましょう。

一般的に、「ポリエステルとウール」の組み合わせは、強い静電気が発生しやすいとされています。

犬の毛は、獣毛ですから「ウール」に組成が似ています。

ポリエステルは、発色がキレイで、手入れもしやすい素材です。

犬の洋服にも多く使われていますので、要注意です。

「犬に洋服」は、おしゃれだけじゃない

防寒着を着て散歩する三匹

犬に洋服を着せるかどうかは、基本的には飼い主の好みです。

犬の意見はわかりませんが、まあ、大賛成ではないでしょう。

元々、毛皮を持っていますからね。

ただ、状況によっては、犬を守ってくれるのも、また「服」なのです。

  • 寒さから身を守るとき
  • ケガや病気の治療中
  • 飼い主とお出かけするとき

目的や状況に合わせて、おしゃれ目的だけでなく、犬の服を活用していきたいなと思っています。

もし、犬の多頭飼いにご興味があるなら、こちらもぜひ。

ウチのクロ・茶々・ぼたんの話です。