こんにちは、しゅりです。
勤務先は中規模の病院ですので、いろいろな患者さんがいらっしゃいます。
入院していると、みな一様に病人に見えてしまいがちですが(おそろいの病衣ですし)、お話しすると意外な特技をお持ちだったりします。
で、最近担当した患者さんは姓名判断ができるそうで、占ってもらったのです。
そしたら、なんと「大吉」「大吉」「仕事では大成功」うれしい結果のオンパレードです(#^^#)
一方で、離婚経験があることや、料理が苦手なこと(好きだけど)、他にもいくつか、プライベートな部分も大当たりなんです。
もちろん、事前にお話はしていません。
そもそも個人的なことは、病院ルールとして、患者さんにはお伝えしないことになっているのです。
だから、びっくりしたのです。
「大吉」とか「仕事運がある」とか、こちらについても、がぜん信頼性が高まるというものでしょう。
本当は話半分に聞くべきでしょうけども、何だかとってもうれしくなりました。
なので、ついでに、結婚していたころの名字で占ってもらいました。
そしたら・・・
ドン引きするレベルの悪運です。
旧姓ではひとつもなかった、「凶」ばかりで、「吉」がひとつ。
総合で「大凶」です。
『多難 大凶』『社交下手 薄幸 別離』なんてことも言われました。
こんなことってあるんですね。
少しでも運がよくなるようにって、名前の組み合わせを考えてくれた親の愛情も感じます。
ホント、離婚してよかったです。
「改姓したら運が弱まる(だから、別姓でいたい・改姓したくない)」と「別性は家族の絆が弱まる(だから、別姓はダメ)」って、非論理的な気配が似てません?
姓名判断の話、職場で披露したらオオウケです。
姓名判断だけで、結婚や離婚を決めるなんて話、「おもしろいけど、自分はしないよね、滑稽じゃない? 神社系とか日本古来の仕事とか、特殊な業界ならあるかもしれないけどwww」
私もそう思います。
前夫との結婚生活は、嫌なこともたくさんあったけど、やっぱり良いこともありました。
名前の運が悪いから、離婚を決めたのではないのです。
姓名判断を「ちょっぴり」は信じているし、占う人もそれで行動する人も否定はしません。
でも、姓名判断で行動=あたり前、とは思わないんです。
あれ、これ、「夫婦別性は家族の絆が弱まる」理論のうさんくささに似ている。
具体性のないところが特に。
夫婦同姓は明治からの習慣だし、家族の形も変わってきているのに、ねえ。
①「夫婦別姓じゃないと、結婚したくない」
→(ヤジ)「じゃあ、結婚しなければいいじゃん」
②「姓名判断で名字を変えない方がいいと言われた」
→(ヤジ)「じゃあ、結婚しなければいいじゃん」
①だと、改姓する側の不利益(具体的にいろいろある)に対して、鼻でくくったような冷たい対応ですね。
②だと、「信じるのは自由だけど、社会生活の仕組みとは別次元の話よね」って感じ。
「夫婦別性なんて、家族の絆が弱くなるだけだ」・・・?
あ、そういうご家庭もあるかもしれませんけど、人それぞれじゃないですか?
というか、名字が違うだけで弱くなる絆って、それだけに固執する意味ってなんでしょうね。
すごく脆弱な感じがするんですけどね。
夫婦別性も、姓名判断を信じるのも、もうそれぞれ自由ってならないかな~(#^^#)
選択的夫婦別姓が実現してほしいな、と私は思います。
家族の絆が弱くなっちゃう理論の皆さんと、私のように気にしない派と、お互いの幸せのために。
よろしければ、専門家の記事を合わせてどうぞ↓