こんにちは、しゅりです。
地鎮祭の続きです。大安吉日が相応しいんでしょうけど、特に気にせず、予定の空いた週末にお願いしました。
では、当日の様子をお知らせしますね。
と言っても、そんなに複雑な工程はありません。祭壇が組み立てられたところに施主(私)が呼ばれ、神主さんが祝詞をあげ、お祓いをして場を清めます。そして、決められた場所に施主が鍬(くわ)や鋤(すき)を入れてお終いです。正味30分くらいでしょうか。
神主さんに教えて頂いたところによると・・・
四方祓い(しほうはらい)の儀
半紙と麻で作られた切麻(きりぬさ) と粗塩やお米を敷地の隅っこ4か所と中央に撒いたり、大麻で祓うなどして清めます。まずは神主さんが先導し、私(施主)も続いてやりました。切麻は、大きめの紙吹雪といった感じです。
刈初(かりぞめ)・穿初(うがちぞめ)の儀
神様に工事の開始を知らせる儀式で、「起工の行事」とも言うそうです。富士山のような円錐に盛った砂を施主が鍬(くわ)で3回掘ります。その時に「エイ、エイ、エイ」と声をかけるのですが、これがなかなか恥ずかしい。その後、施工者である藤城建設さんが鋤(すき)で砂をすくい、同じように3回繰り返します。こちらは慣れているのでしょう。大きな声で「エイ!エイ!エイ!」。この一連の動作が、草を刈り、地面を掘る(穿つ)所作を示すんだそうです。
鎮物(しずめもの) 埋納 の儀
鎮物(しずめもの)とは、神様を鎮め、工事の無事安全を祈念するためのお守りです。封筒に入れられており、どんなものかは見ていません。先ほど鍬(くわ)を入れた際に、神主さんが砂の中に埋めます。ですが、地鎮祭後に藤城建設さんで受け取り、基礎工事をする際に建物の中心部の地中に埋めなおすそうです。
お供え物のこと
先日もお伝えしましたが、今回の地鎮祭の手配は、藤城建設さんに全てお任せでした。祭壇や必要なお供え物も、みんな込みです。祭壇は身元がわかってしまうので載せられませんが、引き上げてきた供物の一部はこんな感じ↓
この他に、藤城建設さんから日本酒の進呈もありましたよ。生ものがほとんどなので、両親にプレゼントしました。ひとりでは消費しきれませんもの。
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地鎮祭からもう1年以上たつんですね。本当に時間が過ぎるのは早いです。
私の個人的な体験談ですので、もっと本格的にすることも、あるいは省略するケースもあるでしょう。参考にして頂けるとうれしいです。私としては、楽しい思い出になりましたよ。