こんにちは。
ねっとりとして、プルンとして、歯ごたえのあるような食べ物が大好きです。
そうですね、ういろうとか、べこ餅やくずもち、純喫茶のメニューにあるような昔風のコーヒーゼリーとか。
それから山梨県の名物、信玄餅も大好物です。
しばらく食べていないな、食べたいなぁと思っていたら、同じかそれ以上のものに出会いましたよ(*^▽^*)
それは、「あくまき」
ラップの下は、たぶん竹の葉(もしくは笹)で、その中にプルン・デロンとした葛餅のようなものが入っています。
初めて出会いましたし、名前を聞いたのも初めてです。
九州地方の郷土菓子だそうですね。
あくまき(灰汁巻き)とは、鹿児島県、宮崎県、熊本県人吉・球磨地方など南九州で主に端午の節句に作られる季節の和菓子である。もち米を灰汁(あく)で炊くことで独特の風味と食感を持つ。
糯米から作る餅の一種であるが、粘りは少なく、水分が多いため柔らかく冷めても硬くならない。他のものに例えるならば、わらび餅や葛餅の粘りを強めたような感じである。
予め一晩ほど灰汁(あく)に漬けて置いたもち米を、同じく灰汁または水に一晩漬けておいた孟宗竹の皮で包み、麻糸や孟宗竹の皮を裂いて作った紐で縛り、灰汁で3時間余り煮て作る。
ウィキペディア
両親が九州の知人から頂いたらしく、私もご相伴に預かったというわけです。
一本、丸々どーんと(*^▽^*)
包丁にべったりとくっつくので、切り分けるのが大変です。
後から知りましたが、どうやら糸を使うそうですね。
本体は、これと言った味はありませんので、きな粉をまぶして、黒蜜をかけて頂きます。
ねっとりですが、たまにザラリとした感触もあります。
もちもちの部分は、やっぱりもち米だからでしょうか。
モチモチ具合としては、中華料理で出てくる、ごはんの「おこげ」にあんかけをかけた料理、あの「おこげ」にちょっと似ています。
もしくは、鍋の中で煮えた「きりたんぽ」の歯ざわり。
それにですね、きな粉と黒蜜のコンビが、口いっぱいに広がりますので、もうそれだけでも幸せです。
あくまき本体を楽しむと言うより、きな粉や黒蜜を味わうためのお菓子と感じました(#^^#)
今度は、いつ食べられるかな。