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【もうひとつ】地震こぼれ話

あいまいな話
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停電後の卵かけご飯の幸せ

こんにちは、しゅりです。

スーパーやコンビニでは品薄ですし、節電の毎日が続く北海道の奥地に住んでいます。
まあ、震源地からは飛行機で移動しても良いくらい離れているので、大きな被害はなかったのですが。

さて先日、とある会議で、ケアマネさんや訪問薬剤師さんと立ち話になりました。

地震の当日、朝から安否確認のために、利用者さん宅のご自宅を訪問していたケアマネさん。
地震に気がついていないご家庭も、いくつかあったんだそうです。

「なんかあったの!?」と驚かれたり、
「朝から、働きもんだねぇ」と感心されたんだとか。

信じられます?

震度4くらいだったんですけどね。
停電してたんですけどね。

あるご家庭では、明るいからいつも午前中は電気をつけないし、テレビは見たり見なかったりなんですって。

じゃあ、冷蔵庫は?
停電なら冷えてないし、電気もつかないでしょ?

それがですね、私も見たことありますが、高齢者のご家庭の冷蔵庫、往々にしてぱんぱんに食材が詰まっています。
ドアを開けても、冷蔵庫内の照明が見えないし、そもそも冷えているのかどうか、良くわかりません。
食材だって、半分以上は「元」食材で、昭和時代の物だったりするのです。

なるほど。
それは、停電に気がつかないかも(つд⊂)ゴシゴシ

と、そこで、別のケアマネさん。
「私も地震には気がつかなかったよ!」

ヘッドフォンして、パソコンでゲーム中(それも激しいやつ)。
揺れは全く感じず(自分が揺れていた?)、停電の理由がわからないので、とっても不安。
テロかと思ったそうです。

急いで外に出たら、文字通りの漆黒で(何しろマンションがないから、非常灯のつく建物もない)、この世の終わりを感じたんだとか。

訪問薬剤師さんは、断水に備えて、お風呂に水を貯めるように、同居のお母さんに頼んだそうです。
そのお母さん、何を思ったのか、湯船一杯の水に「ダブ(入浴剤」をポトンと投入。

「お風呂に入るんじゃないんだよー!」
思わず大声出しちゃったよ、と。

認知症もないお母さんだそうですが、やっぱり気が動転していたんでしょうね。

まあ、こんな風に振り返って話ができるのも、被害が少なかった地域だからでしょう。
本当に被害が大きかった地域の少しでも早い復興をお祈りしています。
だけでなく、ささやかですが募金しました。