こんにちは、しゅりです。
誰しも、自分ルールとか、譲れないやり方がありますよね。
それが加速度ついて、他人との折り合いにも影響が出ることも、まああるでしょう。
「ペキ」って聞いたことありますか?
少し前から、ネット上では散見されますよね。
潔癖症について親しみを込めて称したり、自虐的にこう呼んだりするそうです。
潔癖男子とガサツ女子の恋愛を描く、「ペキ男とガサ女」。
eegikaさんがInstagramで発表されているマンガですね。
友人に勧められて読んでみました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
主人公は、潔癖症の男性と、ズボラな女性。
ふとした偶然で出会い、うまくタイミング噛みあって何度か会い、やがて二人で出かけるようになり・・・
生活ルールが全く違うふたりに、特別な感情が芽生えていく様子が、それぞれの目線で描かれています。
定番のラブストーリーですね(*゚▽゚*)
ちなみに現在も進行中です。
王道の展開で、どきどきしつつも、安心して読んでいられます。
それはそれとして、引き込まれるのは、潔癖症として生きてきたことに関する心情描写です。
”「汚れてしまうかもしれない」という焦燥感が僕を動かしている〜(中略)〜
生物が生きるために必要な何かをどこかに落としてきてしまったのかもしれない(本文より)”
「ペキ男」である主人公の言葉に、はっとさせられました。
もちろん全員ではないんでしょうけど、潔癖症とは、つきまとう疑念と不安(汚染されたかもしれないものなのではないか)に突き動かされた結果であること。
好きで毎日毎日掃除をしているのではないんだということ。
主人公は物心ついたときから「潔癖症」と敬遠されてきたそうで、生きづらさや葛藤、諦観のような胸の内。
あぁ、そうだったんだ、と思いました。
私自身は潔癖症ではありませんが、いくつか譲れない生活習慣、というか、健康管理のポイントはあります。
客観的に考えれば、「大丈夫」だったり、「最悪の結果になる可能性は極めて低い」ことでも、そうせざるを得ない手続きや習慣。
同じように考える人がいるんだなあ、と。
いつも感じていることですが、曖昧な感情や状況を言語化できるってすごいです。
しかも短い言葉や絵で。
うらやましいなあと思います。゚+.(・∀・)゚+.゚