こんにちは。
自宅で犬三匹と暮らす「犬たちの同居人」です。
飼い主の私は毎日シャワーを浴びますが、犬たちは何もしません。
当人たちは不便を感じないようですが、でもだんだん毛皮がごわついたり、体臭も強くなるので、自宅でシャンプーしています。
犬をシャンプーする手順は、1匹でも複数でも、基本的には同じです。
でも多頭飼いで、一度に続けて何匹もシャンプーする場合は、ちょっとしたコツがあるのです。
とにかく「時短」を意識
もちろん例外はありますが、基本的には、犬はシャンプーを好みません。
ウチの3匹もそうで、本当に迷惑そうな表情です。
クロだけは、お湯シャワーにうっとりしますが、シャンプーの泡には耐える風情です。
なので、私は悟りました。
犬のシャンプーは、
- とにかく効率よく
- だらだらとやらない
これが肝です。
特に多頭飼いで、連続してみんなを洗おうとしたら、ただでさえ時間がかかります。
犬たちも疲れるし、飼い主もしんどい。
飼い主が疲労すると、細かいことに気が回らないし、ふとした事故につながるのです。
サクサク作業を進めて、余裕を持って、犬たちの反応に合わせようというわけです。
では、私が犬をシャンプーするとき、実践している時短ポイントを紹介しましょう。
シャンプー前にブラッシング
毛足の長い犬、柔らくてカールした毛の犬・・・。
我が家だと、ぼたんですね。
夏はまだしも、冬毛になると、毛玉がくっついてフェルト状になってきます。
これを簡単にほぐしておくだけで、シャンプーの泡立ちやお湯の通りが全然違います。
ブラッシングしないと、毛皮全体でお湯をはじきますからね。
地肌に全然届かないです。
統計をとってはいませんが、私の体感で、10~15分は時短になります。
シャワーは密着して流す
シャワーヘッドは、犬の毛皮に密着させるようにして、お湯を流します。
水圧は弱~中程度。
強にすると、短毛の茶々は少し痛がりました。
シャワーヘッドを密着させると、モジャモジャ毛皮でも、地肌までお湯は通りやすくなります。
それともうひとつのメリットは、水音が小さくなること。
ジャージャー!
この水音、犬によっては怖がります。
浴室で洗っていれば、反響しますしね。
シャワーヘッドを犬の身体に密着して、滑らせるようにして流すと、この音がやや気にならなくなります。
溜めすすぎをする
犬を洗うとき、シャンプーすることも大事ですが、それ以上に重要なのは、お湯でしっかり流すことです。
シャンプーが残れば、かゆくなったり、皮膚病のリスクもあります。
いったんアレルギー症状が出れば、シャンプーを変更することになります。
そうなんですが、しっかり流すのは、時間がかかります。
そこで裏技です。
溜めすすぎをするのです。
浴槽で洗っているなら栓をして、シャワーを流しながら、溜まったお湯で犬の下半身もすすぎます。
我が家は犬洗い用のシンクを使っていますが、要領は同じです。
もちろん最後にはシャワーで直接流しますが、それほど時間はかかりません。
もう既にヌルヌルはなくて、キュッキュッという手触りです。
吸水性の高いタオル
びしょ濡れの犬を乾かす作業も、なかなか時間がかかります。
しかもドライヤーは、我が家の犬たちは、あまり歓迎しません。
ということは、タオルドライが勝負です。
そこでポイントは、吸水性の高いタオルを使うこと。
そのために、犬用のタオルは柔軟剤を使わないで洗濯しています。
柔軟剤は、繊維を柔軟成分で覆うことで、ふっくらさせます。
なので、吸収率は落ちるのです。
柔軟剤なしで洗濯すると、確かに固くごわつきはありますが、水分をぐんぐん吸収します。
多頭飼いでの犬シャンプーは、短時間にサクサクやろう
いかがでしたか。
多頭飼いで一気に洗うなら、時短がキーワードです。
要領悪くダラダラとシャンプーすれば、犬は飽きるし、飼い主は疲れます。
でも効率よくすすめていけば、犬の好みに合わせて、水で遊んだり、お湯シャワーを長めにかけてあげたりと調節もしやすいです。
そして、
シャンプーってけっこう楽しい
そう犬たちに感じてもらえればしめたもの。
犬を洗えば、皮膚や身体の状態も確認できるし、全身がいい匂いになるし、これからも自宅でシャンプーは続けて行こうと思います。
もし、犬の多頭飼いにご興味があるなら、こちらもぜひ。
ウチのクロ・茶々・ぼたんの話です。