2匹目の犬を迎え入れることが決まった。
あるいは、「お試し期間」で、2匹目の犬がやってくることになった。
そんなとき、何を準備しておけば良いでしょうか。
元々2匹の犬と暮らしていて、3匹目を迎え入れたときの私自身の体験談から、多頭飼いで必要だったものを紹介します。
犬を迎え入れた初日に必要なもの

犬と暮らすには、たとえ一匹でも、いろいろなものが必要です。
ただ最初から全部を揃えなくても大丈夫。
飼い主の好みもありますし、犬との相性も大事です。
たとえばグルーミングやトイレトレーニングなどしつけ用品は、犬それぞれに「合う・合わない」があります。
様子を見ながらの準備で、十分に間に合います。
犬を飼いはじめるとき、「これだけは必要」リスト
- サークル
- クレート(ハウス)
- トイレトレー・ペットシーツ
- 給水器
- エサ皿
- フード
- おもちゃ
- 首輪・リード
ただ、2匹目・3匹目となると、必ずしも全部は必要なかったです。
新入り犬のために用意が必要なモノ
先住犬と共有できるモノ
我が家の場合は、こんな感じで落ち着きました。
新入り犬のために、新しく用意したモノ

- エサ皿
- 首輪・リード
- おもちゃ・おやつ
- トイレトレー
エサ皿は、まあ、当たり前でしょう。
中華料理のように、「大皿から各自ご自由に」なんて、犬たちは無理です。
新入り犬の体格に合わせたサイズのエサ皿を新調しました。
首輪・リードは、お散歩の準備用のためだけではありません。
急に動物病院を受診する場合も、首輪とリードがあると安心なのです。
待合室ではクレート(ハウス)で過ごしても、先生と会うのは診察台の上です。
犬の身体を支えたり、保定(押さえる)ときに、首輪+リードがあると、かなり楽です。
おもちゃ・おやつは、新入り犬だけでなく、先住犬のものも必要です。
新しく買って来たら、みんなに渡さないと、ケンカになります。
もしくは、貰えなかった犬が、目に見えてがっかりします。
トイレトレーについては、1匹につきワイドサイズを2枚ずつ用意しました。
我が家は3匹ですから、計6枚。
トイレスペースだけで、1畳以上の広さです。
犬の性格によっては、「他の犬が排泄した場所は使いたくない」そうです。
我が家では、「ぼたん」にちょっとその傾向がありますね。
お気に入りのトイレトレーがあって、そこばかり使います。
他の二匹が先におしっこをつけると、その場所を避けたりします(結果、トレーからはみ出す)。
ひとり暮らしでの多頭飼いは、日中のお留守番も長いです。
そこを見越して、トイレトレーは、多めに設置しています。
用意はしたけど、先住犬と共有で良かったもの

- 給水器
- クレート(ハウス)
- サークル
- ベッド
給水器は、最初は3匹分を用意したのです。
ですが、結局みんな同じ場所から水を飲むのです。
設置する場所を変えても同じ。
今は、ひとつだけです。
ちなみに小型犬3匹で、500mlペットボトル一本、これが一日分です。
クレート(ハウス)・サークル・ベッドは、それぞれ用意しましたが、今となっては共有しています。
ただしこれは、リビングで放し飼いをしているからでしょう。
クレートやサークル、ベッド以外に、自分たちが好みの場所を見つけ、そこで過ごしています。
とても便利だったもの

絶対に必要とは言えませんが、とても便利だったのは、ペット用のゲートです。
犬が噛んでもボロボロにならず、自立するのでどこでも置けます。
これが、とっても重宝しました。
犬たちが慣れるまでは、引き離した方がいいシチュエーションって、何度もありました。
じゃれ合いがケンカに発展したとき
新入り犬がしつこくて、先住犬が疲れちゃったとき
先住犬が食べ終わった横で、新入り犬がゆっくりフードを味わっているとき
ひとり暮らしなので、人間は自分だけ。
手は二本しかありません。
足を動員したって、興奮する3匹の犬たちが相手では、太刀打ちできないです。
そんなとき、ペット用ゲートをサッと置けば、物理的に空間を分離できますからね。
私は、犬を抑えることなく、必要なフォローに専念できるというわけです。
100円均一のワイヤーネットで自作できますが、犬が噛むと、金属が溶けだしそうでちょっと不安です。
ペット用ゲートは、リサイクルショップでもよく見かけますから、多頭飼いを始めたころだけでも、割り切って手に入れることがお勧めです。
どうせすぐボロボロになりますから。
最初はしっかり準備し、いらないものを省く
いかがでしたか?
犬の多頭飼いを始めるには、新たに準備するモノもいろいろあります。
- エサ皿や首輪・リードなど、専用のものを犬ごとに準備
- 給水器・トイレトレー・クレート・ベッドなど、犬の性格によっては共有できるモノ
- おもちゃ・おやつなど、与えるなら全部の犬に必要なモノ
- ペット用ゲートなど、あればすごく便利なモノ
我が家では、最初に準備したものの、最終的には必要ないものも、けっこうありました。
給水器を犬たちが共有するとは思わなかったです。
ただ犬たちにも個性がありますから、共有するかどうかは、未知数です。
もし多頭飼いをお考えであれば、まずはしっかり準備しましょう。
「足りないものはない」とわかっていると、犬たちを迎え入れた後、心穏やかに過ごしやすかったです(飼い主が)。
もし、犬の多頭飼いにご興味があるなら、こちらもぜひ。
ウチのクロ・茶々・ぼたんの話です。